2008年1月4日金曜日

自分に問題がある

あなたには問題があります。・・・・と上司からいわれるといかがでしょうか?
会社・友人・家族、自分の周りの人に対して、自分はいつもフェアでいることができているのか自問してしまいました。目から鱗が落ちる思いで一気に読んでしまいました。




伝えたい内容は、原則的なもので難しくありません。人間としての生き方根本に関わる哲学的な本でした。・・・といっても物語で伝えてくれるので、とてもおもしろく興味をもって読めます。自分もできるだけ箱の外にいつづけたいと思いました。会社の人間みんながこの本を読んで、実践すると強い会社ができると思います。人間関係のあらゆる場面において有用な考え方の基本が書いてありました。

最重要部分のみ抜粋します。

■自分への裏切り

①自分が他の人のためにすべきだと感じたことに背く行動を、自分への裏切りと呼ぶ。
②いったん自分の感情に背くと、周りの世界を、自分への裏切りを正当化する視点からみるようになる。
③周りの世界を自分を正当化する視点から見るようになると、現実を見る目がゆがめられる。
④したがって、人は自分の感情に背いたときに、箱にはいる。
⑤ときが経つにつれ、いくつかの箱を自分の性格とみなすようになり、それを持ち歩くようになる。
⑥自分が箱の中にいることによって、他の人たちをも箱の中に入れてしまう。
⑦箱の中にいると、互いに相手を手ひどく扱い、互いに自分を正当化する。共謀して、互いに箱の中にいる口実を与え合う。

■知っておくべきこと

○自分への裏切りは、自己欺瞞へ、さらには箱へとつながっていく。
○箱の中にいると、業績向上に気持ちを集中することができなくなる。
○自分が人にどのような影響を及ぼすか、成功できるかどうかは、すべて箱の外に出ているか否かにかかっている。
○他の人々に抵抗することのをやめたとき、箱の外に出ることができる。

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