2007年12月29日土曜日

幸せになるための「確実な法則」

継続的に勉強をして、自分の目標・夢に邁進したいと思いますが、成功するための「確実な法則」が100年以上前に書かれています。ナイチンゲール、ダイアナ妃、クリントン大統領、本田健さんも影響を受けた「伝説の一冊」を佐藤富雄先生が監訳されています。



ポイントは「形成素子」です。全ての物質の元となる基本物質であり元素もこの素子からでき、これに私たちの欲しいものを焼き付ければ、実際の形になって現れるそうです。

こう書くと、オカルトチックに思われるかもしれませんが、別に思えば欲しい物が涌いて出てくると書いてあるわけではありません。本書には、「形成素子」をキーワードにして、目的、信念、感謝する心、意志を持ち、前向きに生きることの大事さを書かれており、好感がもてました。結局、人のもつ可能性は無限大であり、公正であり信ある人が成功するといいたいのだと思います。
興味深いのは、「慈善活動や慈善運動といわれるものに時間を費やしてはいけません。ほとんどのチャリティーは、それ自体が撲滅しようとしているはずの惨めな状態を長引かせているだけです。貧困を解決してくれるのは、心に貧困のイメージを刻みつけることではなく、豊かさと有り余る富や将来のイメージを貧しい人たちの心に刻みこむことです。」と書かれていたことです。自己犠牲に尊い観念をもっていた私としては、一種のパラダイムシフトでした。また、効率的に日々を過ごす事の大事さを説かれています。効率は成功であり、非効率は失敗であると。効率的に日々をすごすことが成功(金持ちになること)につながらないわけがないと書いてあります。別に効率主義を崇拝するわけではないですが、現在の資本経済社会では真実だと思います。

読書して勉強をし、ビジネスマンとして成長したいと考えていますが、その成長の先にある「豊かになること」の大事さを改めてわからせてくれる書籍でした。


本書から最重要部分のみ抜粋します。

■お金持ちになる「確実な法則」

 すべてのものを構成している「形成素子」が存在し、その「物質」は、その基本の形態で、宇宙のあらゆる隙間の隅々まで浸透し、満たしています。
 この「物質」のもつ思考が、その思考によって創造されたものを生み出します。
 人は自分の頭のなかでものを創り出すことができます。そして、その思考を「形成素子」に焼き付けることで、自分が考えたものを生み出させることができるのです。
 そのためには人は競争的な思考から創造的な思考に移っていかなければなりません。欲しいものの明確なイメージを心に創り出し、そのイメージを「欲しいものを得る」という定まった目的と、「欲しいものを必ず得られる」というゆるぎない信念とともにもち続け、自分の目的をゆさぶったり、ビジョンを曇らせたり、信念をなくさせてしまうようないかなるものに対しても心を閉ざす必要があります。
 そして、人は自分の欲しいものが自分のところにやってきたときにそれを受け取ることができるように、「いま」自分のまわりにあるものや、いる人たちに対して行動を起こさなければならないのです。

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